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前回出した予定の作品のうち出来ているのはゼロの使い魔だけというところです。
颯のはもう少し過去を出してからにします。といっても全部だしからではないのですが。
植木はなかなか考えがまとまりません。
相変わらず寂しいブログです。
過去編の正式タイトル決まりました。


「聖夜の舞踏会下」

 

「で、何体壊した。」

彼らはロボットの山の上に立っていた。

「僕は199体ですけれど。」

「私の勝ちね。200体。」

「だったらこれで同じですよね。」

颯は姫月の後ろに居たロボを破壊した。

ロボは真っ二つに切られていた。

「やるわね。それじゃ一曲踊ってくださる」

「構いませんよ。・・・・・・では行きましょうか」

颯は翼を広げ高速移動を行った。

通常状態でも颯の身体能力は姫月を圧倒している。

とりわけスピードはそれが顕著である。

「苦・血・奈・・・・・・速い!!」

姫月が詠唱を始めた瞬間には、既に一撃が入っていた。

直撃は周囲に入っている結界で防御したが吹っ飛ばされてしまった。

「本当お強いのね。でも死。闇式・漆黒の嵐」

姫月は黒い風を起こした。

(この攻撃の切れ味は風属性に近い。ですが風が僕に効くと思っているのですか)

颯も突風を発生させて防御した。

その風の余波が残っているうちに颯は切りかかってきた。

風でスピードを上げて連続で切り裂いた。

「癒・眼・護・弧・血。闇式・夜華咲乱」

花びらが円を描くように飛んできた。

危険を察知した颯は攻撃を止め回避しようとしたが出来なかった。

全ての方向が花に包まれていた。

そして一枚の花弁に接触した途端、颯は弾かれる感覚を感じた。

弾かれたら別の花弁にぶつかり、また弾かれる。

そしてそれの繰り返しだった。

しかし颯も馬鹿ではなく風を操作し全てを吹き飛ばした。

だがダメージも大きく次の攻撃を耐えれそうになかった。

しかし颯に攻撃を受ける気など全くなかった。

風は護らない。その烈風で全てを薙ぎ払い切り刻むのが風の特徴である。

そして変化した右腕に風が集まり始めていた。

「この一撃で終わりにします」

背中の羽が大きく広がり、この場の風を全て巻き込む勢いで疾風は右腕を振り下ろした。

「断ち切れ!! 虚空烈断!!」

颯の必殺の一撃虚空列断が放たれた。

「闇式・五曲・一の詩・闇雲」

巨大な黒い雲に彼女は包まれた。

そして颯の虚空烈断はその雲を飛ばすかと思えた。

しかし途中までしか切り裂けず防がれだのだ。

「まさか五曲を使うなんてね。でももうおしまいよ」

雲が颯を捕らえるように迫ってきた。

風で防御を試みたが雲はコチラの攻撃を一切受け付けなかった。

「五曲一の詩闇雲は術の影響自体を拒絶するの。貴方のさっきの技ならば削ることは出来るけど。多少の攻撃じゃ威力不足よ」

颯は直ぐに虚空烈断を放った。

雲を削ることはできた。でも全てを払うことなど出来そうになかった。

背中の翼を広げ高速移動を行った。

「いいスピードね。私には捉えられないわ。でもね、全てを雲で覆えば速さなんて意味がないのよ」

部屋一面が雲で覆われ颯は身動きが取れなかった。

「一切の術を使用できない状態での動く者への束縛という拒絶。知っているでしょ闇属性がどんなものか?」

返事はなかった。姫月は闇雲を回収した。

「さてと、仕事も完了したし帰るとしますか? 皆動けないんだっけ」

「待ってくれませんか」

颯は立ち上がった。

「ちゃんと止めを刺さなきゃダメですよ」

「何で死のうとするの? わかんない」

「そうじゃないと失いますよ」

相変わらず丁寧な口調だった。

だからこそ彼の感情がつかめなかった。

いや感情を隠すのに慣れすぎているため感情をなくしたようだ。

「貴方何処の暗殺者よ?」

「たんなるバイトですよ」

彼の実力は八神将にも匹敵している。この業界ではこれほどの使い手はそれほど居ないはずだ。

「それにしては無茶苦茶強いわね。今回の任務の報酬幾らなの」

「30万ほどですよ」

「安くない」

「鷺ノ宮家と違って僕のところはそのくらいですよ」

姫月は颯を見ながら決心したように言った。

「決めた。あなた私のところで働かない」

「鷺ノ宮の暗部に入れってことですか?」

「ううん。私の・・・・・・そうだ執事になってくれない

「構いませんけど・・・・・・」

「じゃあ一月40万くらいでどう?」

「いえ、お金の問題じゃなくて・・・・・・あんまり僕としては戦いたくない性質なんで」

「力があるのに」

「力があるからって戦うというわけではないんですよ」

彼の眼は何かを悟っていた。

「まあいいよ。貴方は戦わせない」

「ありがとうございます。・・・・・・えーーとお嬢様」

「よろしい」

 

サンタが私にくれたプレゼントはかっこいい執事でした。

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