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 こんばんわ。あと数分で明日になってしまいます。
このブログではショートストーリーをメインに更新していきます。
「ひぐらしのなく頃に」のTIPSはこちらで更新する予定です。(たまったら上げます。)
今宵は第一話と二話のTIPSです。




TIPS
「詩音の夢」
詩音は最近悪夢を見るらしい。
その悪夢はこれ以上が無いほど恐ろしく、辛く、悲しい夢。
詩音には凶暴な一面があると人は言う。
たしかに時々凶暴なのかもしれないね。
だけどそれは彼女の行き過ぎた愛情ゆえの行為だ。
だからそんな彼女が自身の手で愛する人を殺すことは悪夢以外の何物でもない。
初めてそれを見た時は夜中に僕の家まで歩いてくるほどなんだから。
そのときの詩音は今にも壊れてしまいそうなほど泣いていた。
だけど大丈夫だよ詩音。
僕はここに居るよ。
僕が君のヒーローになって、悪夢から守ってあげるから。

「二人の帰り道」
彼女に警告した後俺は直ぐに帰った。
「・・・魅音帰ったんじゃなかったのか?」
「うん。みんなと帰ろうとしたんだけど・・・・」
大体予想はつく。俺が居なくなると思ったんだな。
「心配するな。今居るのは2、3人だ。これぐらいなら問題なく倒せる。」
「だけど・・・「魅音・・・茨城で言った約束忘れたか?」
俺は魅音の手を恭しくとり跪いた。
「前原圭一は・・・「言わなくて良いよ、圭ちゃん!!あれ言われたら2時間は顔が赤くなるんだから。」
「そうか。」
「本当に圭ちゃんは口先の魔術師だね。」
「それは前のところでの話だろ。ここでは違うぜ。」
その時俺は気付いた。彼女が待っていた理由を。
「何があった。」
「・・・組の人からの知らせなんだけど・・・北条鉄平が帰ってきそうなの・・・」
「・・・分かった。いつだ?」
「今日の夜中ぐらいに鹿骨に入るみたい。」
そのとき自分でも気配が変わるのが分かった。
本来ならば殺さなければ成らないほどの屑に対して、俺がやる行動は正しいのか?
だけどまだだ。あいつら四人を葬り魅音や沙都子達の幸せを手にするためにも俺はまだ殺せない。
「そうだよ。圭ちゃんだめだよ・・・」
「よくわかったな。お前も読心術が使えるのか?」
「いや自分の口で言っていたから・・・」
(ここでもこの癖なおらねぇな。)
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